推薦決まっていたのに…教諭ミスで出願できず 福島の県立高
2008.12.22 20:34 産経新聞
福島県立福島東高校(福島市)は22日、国公立大学の一般公募推薦入試へ推薦を決定したにもかかわらず、担任教諭が推薦対象の3年生徒に通告するのを忘れ、生徒が出願できないトラブルがあったと発表した。校長らが生徒や保護者に謝罪した。
同校によると、生徒の希望を受け、校内の推薦委員会が11月27日、同生徒の学校推薦を決定。しかし担任教諭は12月12日の出願締め切りまで時間があるとして伝えるのを後回しにして、そのまま忘れた。教諭は18日になってようやくミスに気付き、校長が大学側に掛け合ったが認められなかった。教諭は「頭から抜けてしまった」と話しているという。
同校は「生徒の希望進路実現のため、一般入試に向けて精いっぱいできることをする」としている。